昨年ベトナムを旅行し、
楽しかったので現地口座を作ってしまい株式投資をしています。
(とても軽いノリです・・・)
ベトナムの将来性は~~などとスマートに述べることはできませんが、
どうやって日本に居ながら現地口座を開設したのか、
どうやって株式売買をしているか、その方法について記していきたいと思います。
自分はSSI証券で現地証券口座、BVID銀行で銀行口座を開設しました。
ベトナム現地口座開設から株取引までの流れ
2018年に、私が実際に行った方法です。
①SSI証券にメールで問い合わせ
最初に、ベトナム証券会社で検索してたどり着いた
SSI証券の日本語問い合わせ用メールに
日本からベトナムで口座開設したいとメールを送りました。
※現在は、下記ページが有ります。(前からあった??)
https://www.ssi.com.vn/en/individual-customer/open-account
individual(個人)、Foreign(外国人)を選択し、
full_name 氏名 (姓・名)(ローマ字で)=
date_of_birth 生年月日 =
sex 性別 =
passport_number パスポートナンバー = xxxx
date_of_issue 発効日 = xxxx
place_of_issue 発行官庁 = ministry of foreign affairs
home_address 住所 (ローマ字で)=
tel_number 電話番号 =
e_mail メール =
上記内容を入力して送信しましょう。
暫くするとSSI証券から案内のメールが来ます。
メールにて、銀行口座と証券口座の開設が必要で有ること、
開設に必要な書類についての説明があります。
ざっくりと必要な物をまとめると、
A.パスポート証明(2通)
B.外国人証券取引コード取得申請書(証券口座開設に必要)
C.証券口座の開設申請書類
D.銀行口座の開設申請書類
A以外は、全部メールで送付されて来ます。
ここで、
海外間接投資用口座(銀行口座):利息を受け取り、株式の売買と決済をする。
証券取引口座:上場株を管理する。
です。
②ベトナム大使館にメールで問い合わせ
ステップ①のパスポート証明取得方法が不明だったため、
ベトナム大使館にメールで問い合わせをしました。
取得方法は2つです。
1つ目は、大使館・領事館を訪れて申請し取得取得する
2つ目は、大使館・領事館に現金書留でパスポート,申請書,現金を送り取得する
1つ目が楽なんですが、
どうやら平日のみの対応のようなので、会社員には結構辛いです。
さらに、場所も下記3箇所だけの様なので地方の方にはもっと辛いので2つ目にしましょう。
※参考
● ベトナム社会主義共和国在日大使館●
住所:東京都渋谷区元代々木町50-11
● 在大阪ベトナム社会主義共和国総領事館●
住所:大阪府堺市堺区市之町東4 丁2-15
● 在福岡ベトナム社会主義共和国総領事館●
住所福岡市博多区中洲5-3-8 アクア博多4 階
③ベトナム大使館にパスポートを送ってパスポート証明を貰う
現金書留でパスポート,申請書,現金を送り取得する方法について
必要な申請書はベトナム大使館のHPから入手しました。
http://www.vnembassy-jp.org/ja
上記ベトナム大使館サイトにアクセスし、
サイトマップ>認証、公証、翻訳の手続き案内>wordファイルをダウンロードできます
現金(証明書発行手数料)は5,000円/1通かかりました。
自分では未確認ですが、SSI証券からの案内をみると
手数料は大使館と領事館で違うみたいです。
領事館は2,000円???/1通(未確認)。
価格が変わっている可能性もあるので、郵送前に確認願います。
書類を揃えたら現金書留で送付しましょう。
土日除いて2日程度で返信が来ました。
④SSI証券からメールで送られてきた書類を記入する
A.パスポート証明(2通)
B.外国人証券取引コード取得申請書(証券口座開設に必要)
C.証券口座の開設申請書類
D.銀行口座の開設申請書類
Aが揃ったので、あとはB,C,Dの記入です。
これがトータル9枚くらいありちょっと面倒です。
ですが、住所等は先に記入してもらえているし、
ほとんどが一箇所サインして終わりです。
サンプル書類も送付されてくるので、
どこにサインするかも一目瞭然です。
⑤記入した書類とパスポート証明を合わせて国際郵便でベトナムに送付
A~D+アンケート(チェックつけるだけ)の記入が終わったら、
パスポート証明2通と一緒にSSI証券の本社に国際郵便で送信しましょう。
住所:SSI- Head Office 72 Nguyen Hue Street, District 1, Ho Chi Minh City, Vietnam
(所在地が変わっている可能性もあるので、確認してから送信願います)
⑥メールで現地口座開設の連絡がくる
書類送信後、暫くするとSSI証券の担当者から
銀行口座と証券口座開設の連絡が来ます。
口座番号もメールに記載されてきます。
また、株式売買の発注はメールでもできるので、
その方法もメールに記載されて送られてきます。
⑦BVID銀行に楽天銀行から海外送金する
SSI証券の案内でBVID銀行で銀行口座を作りました。
口座開設費,管理手数料はかかりませんが、
口座を維持しておくために最低100,000 VNDを預金しておく必要があります。
さらに、口座開設から6ヶ月以内に取引や上記最低預金額がないと閉鎖されてしまうので要注意。
海外送金の方法は、色々ありますが楽天銀行に口座をすでに持っていたこともあり、楽天銀行からBVIDの口座に海外送金しました。
⑧SSI証券の担当者からBVID銀行のログインIDとパスワードがメールで送られてくる
また暫く経つと、BVID ONLINEという件名でメールが届きます。
下記BVID銀行のサイトのオンラインサービスにログインするための
IDとpasswordが送られて来ます。
ログインすると預金がいつでも確認できます。サイトは結構重いですが・・・
BVID ONLINE
https://www.bidv.com.vn/en/ca-nhan
⑨SSI証券のオンライン取引サイトのログインIDとパスワードがメールで送られてくる
またまた暫く経つと、
SSI E-Trading: Thong bao TK da duoc kich hoat - Active account notification
という件名でメールが届きます。
このメールの件名、ベトナムが先行しているため暫く気づかず、
SSI証券のサイトどうやってログインすんだよ・・・となってました・・・
⑩SSI証券のオンライン取引サイトで株を売買する
⑨のメールで届いたusername, passwordを使って、
下記サイトにログインしましょう。
あとは、正直日本のネット証券のオンライン取引とほぼ同じです。
銘柄検索して条件つけて発注すれば売買可能です。
発注時には、⑨のメールで送られてくるPINコードが必要なので注意が必要です。
最後に
ベトナム株は、SBI証券等の日本の証券会社でも取引できるため、
かつてあったらしいベトナム株ブーム時のように
わざわざ現地口座を作る方は少ないと思いますが、
参考にしていただけると幸いです。
以上です。